こんにちは!
税理士の齋藤です。
クラウド会計ソフト、freeeについて!
会計ソフトは驚くほど種類が豊富ですが、おすすめは
やはりクラウド会計です!
これから起業、開業される方、今の会計ソフトや
経理の状況に不満がある方は、クラウド会計の
導入を是非検討してみてください。
飲食店経営者の方は特に相性がよいです!
freeeがおすすめな事業者は
はじめに、freee(クラウド会計)を是非、導入された方がいい事業者を
お伝えします!
・開業、起業間もない
・会計ソフト代を抑えたい
・パソコンを触るの苦でない。(感覚的に操作できればOKです。)
・簿記の知識がない方(知識があると使いにくく感じる方もいっらしゃいます)
・ネットバンク、クレジットカードを使用、使用予定
・POSレジシステムを使用、使用予定
・請求書をクラウドで作成、会計と連動させたい
・自社で経理を行っており、会計ソフトの変更により効率化を図りたい
・損益など毎月の財務把握が遅く、改善したい
全てに該当する必要はないですし、少しの項目しか該当しなくても
検討はされる方がよいです!
業種としては、飲食店や美容院などのスタートの会計ソフトとして
導入されるかたは多いです!
freeeを使いこなす
freeeを始めるには、まず申し込みをして実際に使ってみましょう!
はじめ(1か月)は無料で使えますので、とりあえず試してみるの一番です。
プランは個人事業主と法人で分かれており、使える機能によって金額が異なります。
<プラン 税抜表示>
◆個人事業主
「スターター」 980円/月
「スタンダード」1,980/月
◆法人
「ミニマム」 1,980円/月
個人事業主のプランのうち、下記の機能を使いたい方は「スタンダード」になります。
・領収書の写真から仕訳データ登録
・消費税の申告
・月次の損益の把握
法人については、スターターの次が「ベーシック」3,980円ですが、大きな差はなく、
利用者が4名からは「ベーシック」になります。
そして、申し込みした後が何より重要!
放っておいたら悲惨な事態が待っていますのでご注意を。
クラウド会計の強みの一つは、自動で処理をしてくれるところです。
ネットバンクやクレジットカードなどの情報を同期することで、
クラウド会計に自動で情報を取り込むことができます。
ただし、最初に取り込まれた情報だけでは、会計上の処理は完了しません。
そこで、freeeの会計ソフト上で、取り込まれた情報がどのような取引かを
学習、覚えさせる必要があるのです。
例えば、飲食店が 6/23に山下商店へ仕入食材100,000円をゆうちょから振込した場合
ネットバンクから、freeeの会計ソフトに次の内容が取り込まれます。
6/23 ゆうちょ 100,000円 ヤマシタショウテン
取り込まれた情報を見て、山下商店への支払いは「仕入」だということを
学習させる必要があります。
そうすると次回からは、山下商店への支払いは自動で「仕入」と判断
されることになります。
このように、はじめは設定に時間がかかりますが、会計ソフト上で自動で経理できるように
自動登録ルールの設計を行うことが重要となります。
2回目以降は、自動登録ルールに基づき勝手に処理されるので、
事務負担は大きく軽減されます。
freeeのメリット
クラウド会計はfreee以外にもMFクラウド、ASaaS、弥生会計オンラインなど
色々な種類があります。
クラウド会計はリアルタイムで経理が可能、財務の見える化を
サポートします。
また多くのクラウド会計ソフトは、給与計算や請求書の作成など
会計以外の業務もクラウドで管理、連動することが可能です。
ですので、これまでかかっていた工数を少なくすることによる人件費削減や
やソフト代のコストカットをすることも出来ます。
クラウド会計は優れている点はたくさんありますが、
使いこなさないと、その良さは実感できないです。
数あるクラウド会計ソフトから自分に合ったソフトを選ぶのも
大事ですので、税理士に相談しながら、いろいろ試してみてください。
freee(フリー)のプランの確認は下記からご確認ください。
【今日のご飯】
蒸し穴子の棒寿司
大葉やショウガが入っていてさっぱり食べれるのがいいです。