こんにちは!税理士の齋藤です!
「税理士の選び方」について、税理士がお伝えします!
実際に契約するまでは、なかなか分からない点も多いですが、
契約前には十分検討する必要があります。
税理士を探されている方に少しでも役に立つ情報が
お届け出来ればと思います!
税理士選びのポイント
①価格(報酬)
必ず「報酬規程」を確認しましょう。
通常、業務内容に応じて報酬を定めています。
例えば一見低く感じる顧問料でも、追加業務の料金発生によりトータルのコストが
膨らむケースがあるので注意しましょう。
安いと思って契約したら全然何もしてくない、なんてこともあります。
また、契約前には必ず見積りをもらいましょう。
中には、報酬規程がない場合や、契約書の取り交わしがないことも
あるようです。(恐ろしい。。。)
②サービス内容
どのようなサービスを提供しているかを確認しましょう。
またサービスに見合った価格かどうかも合わせて検証しましょう。
一般的な税理士事務所のサービスとして、下記業務内容が
契約上どう規定されているのかを見ていきます。
1.面談(打ち合わせ)の回数。
2.会計ソフトの入力処理を行うかどうか。
3.融資支援、資金繰り支援
4.連絡、相談のやりとり
5.給与計算
お打ち合わせ回数が曖昧な場合に、いざ契約したら
全然打ち合わせしないケースもあるようです。
相談のしやすさ、連絡の取りやすさ、レスポンスの速さ
などはとても大切です。
③税理士事務所の特徴
上記のサービス以外にも、税理士が提供しているサービスは
多くあります。
例えば、特定の業種に特化したものや、輸出入取引に強い税理士、
経営コンサルティング業務を強みとしているなどがあります。
このあたりは、依頼したい内容によって、料金と相談しながら
自社にあったものを選びましょう。
④担当者
税理士との契約において、見落としがちになるのが、担当者の確認です。
顧問契約をすると、自社に担当者が1名つくのが一般的ですのでとても重要です。
税理士事務所は税理士1名の事務所からスタッフ20名までの規模の事務所がほとんどです。
そして、数名のスタッフがいる税理士事務所の場合には、税理士資格を持たない
スタッフが多いことが実態としてあります。
決して資格を持たないスタッフがダメと言っているわけではなく、資格を持っている人
以上に優秀なスタッフがいることも事実です。
ただ、スタッフが多い事務所はどのスタッフが担当するかによって、サービスや
対応などにバラつきがあることが多いです。
ですので、必ず担当者の確認を行い、初回面談の際とは違う人が担当する場合には、
契約前に事前に担当者と会うことをおすすめします。
⑤相性
人と人との付き合いですので、実はこの相性が一番重要ではないかと思います。
必ず、会ってその税理士事務所の代表の考えや経営で何を大事にしているのかを
確認しておきましょう。
また1つの税理士事務所だけでなく、複数の税理士事務所と比較される方がよいです。
こんな言い方してはよくないかもしれませんが、ぶっちゃけ税理士事務所はピンキリです。
税理士を選ぶ機会はあまりないかと思いますので、是非検討してみてください。
決して金額だけで決めないでください。
(結果、安かろう悪かろうのケースを数多く見てきています。。。)
5つのポイントを参考に、是非自社に合った経営パートナーに出会えることを
お祈りしております。
<今日のおやつ>
高津堂 元祖手焼きもみぢ レモン餡
レモン餡が気になって購入。さっぱりした餡でさらに美味しい!