マイナンバーカードとは
マイナンバーカードとは何か。
別名「個人番号カード」です。
日本に住民票がある方は原則として、マイナンバー(個人番号)が付番されています。
申請により取得できるこの個人番号カードは、プラスチックのカードで、
12桁の個人番号が記載されており、顔写真付きの身分証明書として利用できます。
平成27年(2015年)10月以降に各自治体から送付された
「通知カード」とは別物ですのでご注意ください。
なお、こちらの通知カードの発行は、現在は行われておりません。
通知カードにも個人番号等の個人情報が記載されておりますので問扱いは十分
気をつけてください。
マイナンバーカードの申請についてはこちら(内閣官房・内閣府・総務省)をご確認ください。
ちなみに、法人(株式会社等)にはマイナンバーカードはありません。
ただし法人にも個人と同様にマイナンバーが付与されています。
この法人番号は誰でも自由に確認が可能です。
☞ 国税庁の「法人番号公表サイト」で検索
マイナンバーカードを作るのはデメリット!?
マイナンバーカードの普及率は、なんと17.5%(2020年7月1日時点)
先日のブログでも紹介した「特別定額給付金」の給付申請でも、
取り上げられていたにもかかわらず、いまだに普及は進んでいないです。
それは、なぜか。
マイナンバーに対する大きな誤解があるからです。
例えば、マイナンバーカードを作ったら個人情報が漏洩する、
勝手に情報を紐づけされていく。
マイナンバーカードを落としてら大きな被害にあう。などなど。
皆さん、冷静になりましょう。
「通知カード」の存在があるように、すでに日本に住民票がある時点で
あなたにはすでにマイナンバー(個人番号)が付与されています。
ですので、プラスチックのカードを作ったからといって、何も変わりません。
またマイナンバーカードを落としたら大変ですが、落としたらただちに情報が
漏れるようなことはないです。
キャッシュカードを落とすの同じ感覚で大丈夫です。ようはパスワードが必須なわけです。
クレジットカード落とすほうが問題大きそうですね。。。
関係ないですが、色々なログインのパスワードを使い回しているほうが
よっぽど問題です。。。。
マイナンバーカードでポイントゲット!
マイナンバーカードを作ることに全く問題ないことは理解してもらえたでしょうか。
でもマイナンバーカード作ったところで、そんなメリットないでしょ、
そう思われる方も多いかと思いますが、いえいえ、そんなことないです!
私もマイナンバーカードを作っていたおかげで、特別定額給付金(一律10万円給付)の申請も
スムーズに行い、紙での申請よりも早く給付されました。
そして、今の目玉は何といっても『マイナポイント』(総務省ぺージ)!
マイナンバーカードを作っているだけで、キャッシュレス決済により、
最大5,000円分のポイントが手に入ります!
一人当たりなので、4人家族なら20,000円分のポイントゲットです!
マイナンバーカードは他にもメリットがたくさん。
①身分証明書になります。
これまで運転しないけど、身分証明書として運転免許証の更新をしていた方は、
今後はマイナンバーカードで十分ですね。
②各種証明書をコンビニで取得
区役所にいかなくても、近くのコンビニで住民票や印鑑登録証明書、課税証明書
の取得ができるんです。しかも区役所窓口よりも手数料は安いです。
③健康保険証として使えるようになる。
2021年3月から予定されています。ちなみに、健診結果や薬剤情報がICチップで
管理されることはないです。医療費や薬剤情報はマイナポータルで自ら確認を取ることが
可能です。
先ほども書きましたが、マイナンバーカードの利用に必要な暗証番号の取り扱い
には十分気を付けましょう。
最後に、マイナンバーはすでに皆さんに付番されているのだから、
カードを作って、受けれるメリットは受けましょう。
ただし、現状において、サラリーマンなどの働きに行かれている方であれば年末
調整の際に提出する扶養控除申告書、事業主の方は確定申告、また社会保険手続
きなどなど、マイナンバー利用で個人情報が管理されているのは事実です。
これからも預金口座のマイナンバーの設定など、税務署が資産確認を行うために
利用されやすくなることは考えられます。
恐れることはなく、常に正確な新しい情報を入手するよう心がけたいものです。
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■本日の一語
言葉、漢字を知らなすぎる私が辞書(広辞苑第七版)を通して学ぶ、本日の一語です。
『イニシアチブ』(イニシアティブ)
①率先して行動し、物事をある方向へ導く力。主導権。
例)〇〇と取る。
②直接民主制の一形式。一定数の国民が立法に関する提案を行う制度。
国民発案。