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飲食店の融資を受けるには

こんにちは!

神戸っ子、さいとうです!

今回は融資のお話です。

事業をしていると、お金がいります!

これから事業を始める方、次の店舗を出店する方、

店舗移転する方など、この機会に「融資」についての

考え方、ポイントを見ていきましょう!

 

「融資」って何。

融資とは何か。

答えは、事業をする方の借金です。

ポイントは事業の借入金であることです。

借金というと、何となくイメージが悪いですが、融資を

聞くと、そんな悪いイメージがないです。(もしかして私だけ!?)

 

というのも、事業の融資は目的があるからです。

金融機関から借りたお金を使って、事業を行います。

その目的は事業を拡大、維持してくためです。

つまり、消費でなく、投資であり、お金(利益)を生むために

お金を借りることです。

 

これはとても重要な考え方だと思っています。

「無借金経営」という言葉があります。

その言葉通り、借入金がなく事業を行っている状態です。

この「無借金経営」は素晴らしいこととも言えますが、

先ほどの考え方でいくと、お金(利益)を生むための

投資を行っていないのでは?とも捉えられるわけです。

 

少し脱線しましたが、融資はお金(利益)を生むための

ものであることを理解して、融資を受ける際には、

受けた融資を使って、借入金の返済をしながら、

どれだけ利益(お金)を生み出せるかを明確にして、融資を受けましょう。

これが出来れば事業は成長します!

 

融資手続きは自分でできる!?

では、その融資は自分だけでできるのでしょうか。

はい、自分でできます!

創業時は特にわからないことが多いかもしれませんが、

難しく考えずに、公庫や金融機関に相談しにいくだけです。

顧問税理士がいる方、もしくは契約を検討される方は税理士を頼りましょう。

融資のコンサルや税理士に融資手数料を払わなくても大丈夫です!

 

金融機関を選ぶとして、金融機関の規模で並べると次の順番になります。

都市銀行  >  地方銀行  >  信用金庫・信用組合

さらに政府系金融機関として、「日本政策金融公庫」があります。

 

創業時や規模の小さい事業者は、金融機関の信用金庫・信用組合や

政府系の「日本政策金融公庫」を選ぶとよいです。

創業時、迷ったら「日本政策金融公庫」に行けば間違いないです。

 

融資の際に合わせて注意しないといけないことは、事業で付き合う金融機関を

選ぶことです。

大事なのは「近くの銀行」です。飲食店の場合、現金入出金があるので

、間違いなく近い方が便利です。

ちなみに「日本政策金融公庫」で融資を受ける場合でも銀行の口座は必要です。

あとネットバンクがあると便利ですのでそちらも忘れずに開設しましょう。

 

融資のポイント

 

借入れの目的は、大きく2つ、

①設備資金 、②運転資金 に分かれます。

 

借りやすさは①設備資金 > ②運転資金 です。

設備資金はその資金の用途がはっきりしています。

必要な設備にお金をかけて、売上を上げることを目的

とするため、金融機関もお金を貸しやすいですね。

 

一方、運転資金は、事業を行っていくための必要な資金、

資金繰りをよくするための資金と言えます。

ですので、必要な運転資金の目安というものを考えてお金を貸します。

目安としては、売上規模や利益率、キャッシュの状況などが考慮されます。

ちなみに、借入金の金額の目安として、一般的に言われているのは、

月商(月の売上高)の3ヵ月分です。

月商3か月分以上の借入金となると、借入金が多すぎではと判断されると

いった話ですが、実際はそんなことはないので参考程度で大丈夫です。

大事なのは、借入の返済可能な利益を出しているかどうかです。

月商(売上)だけでなく、利益を重視しましょう。

 

融資は借りられるときに借りましょう!

いざ借りたいとなったときには条件が悪くなったり、

希望の融資額の融資を受けることが出来ないこともあります。

 

また事業が順調に大きくなれば複数の銀行との取引を行いましょう。

一つの銀行だけのお付き合いだと、どうしても融資の条件が

よくなりません。また他の銀行との付き合いがある方が、

リスクヘッジになります。

 

お金を貸す金融機関は、当然融資に慎重です。本当に貸したお金を返せるのかを

判断しないといけません。

ですので、お金を貸せる財務状況(決算書や試算表)か、また経営者の理念や

事業計画などが重要となります。

クラウド会計を利用して、スムーズに財務状況を把握し、今後の経営について

考える時間をしっかり取れるようにしましょう。

 

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